資料 16 粘度コントローラーとは
総論 : 粘度コントローラーの機能・特徴・特長・メリット・効能・効用・原理・適用 etc
ブログの長所はカタログやホームページと違って、形式ばらずに、
絞った話題に対して’’深堀り’’をして説明できる事。
一方、短所はホームページと違って、どうしても全体のブログの体系が
掴みづらい。
所謂、サイトマップを作ればよいのだが。
しかし、随時更新を出来る、機動性、即時性があるブログに
サイトマップを常に更新するのも、何か矛盾も感じる。
そこで、カタログはカタログ、
ホームページはホームページ、
ブログはブログと割り切る事も大事。
逆に体系的に掴みづらいと感じた点を、今回の記事のように
’’纏めた総論’’のブログ記事で補えば良いと、
ちょっと開き直ってこの記事を作りました。
故に標題の主題も、 粘度コントローラーとは。
副題は、粘度コントローラーの機能・特徴・特長・メリット・効用・原理・適用 etc.
よりよき品質管理、QCのために。
弊社の粘度コントローラーが使用されていますフレキシブルパッケージング業界
(所謂、軟包装業界:グラビア印刷、フレキソ印刷、ドライラミネート、
コーティング)で、グラビア印刷やフレキソ印刷、ドライラミネーション、
コーティング時に、時間経過とともに溶剤が揮発。
溶剤の揮発により、グラビアインキ・フレキソインキ・接着剤・コーティング
液等の粘度が増粘。
増粘(粘度が上がる)すると、印刷物の色違い(色差)が起こる。
ドライラミネートで言えば、接着剤の膜厚が変わり、
接着効率・接着品質にも問題が起こる。
グラビア印刷やフレキソ印刷の’’色違い(色差)’’ や
ドライラミネートやコーティングの時の’’膜厚の違い’’ を 防ぐために、
インキや接着剤・コーティング液の粘度を一定に保つ必要性がある。
そこで、常にインキや接着剤コーティング液の粘度を一定に保ち、
より良き品質管理・QCの為の粘度コントロールシステム、
粘度コントローラーが誕生しました。
また、使用される場所が溶剤を含んだ空気が存在する、所謂、防爆対策地域で
使用される為、安全上の観点から防爆対策・静電気対策が粘度コントローラー
には施されています。
VISCON JAPAN 粘度コントローラー 日本語版
No Description
①グラビア印刷業界 (油性インキ・水性インキ)
②フレキソ印刷業界 (油性インキ・水性インキ)
③ドライラミネート業界
④コーティング業界
⑤マーキング業界

粘度コントローラー(ダイアフラムポンプ タイプ)の粘度計測センサーの役目を兼ねているダイアフラムポンプ。 高精度・高耐久性の粘度コントローラーにはダイアフラムポンプの独自開発・独自改良が必要不可欠。
上のイラストをご参照ください。
(ダイアフラムポンプタイプの粘度コントローラー)
4つの機能があります。
液剤(グラビアインキ、フレキソインキ、接着剤)の
①循環
②撹拌
③粘度計測
④粘度管理(自動的に溶剤補給)
粘度コントローラーを使用する以前は、ダイアフラムポンプ等の
循環ポンプだけをユーザー様は使用していました。
循環ポンプで得られる効用は、循環と撹拌だけの2つ機能。
使用している循環ポンプを粘度コントローラーに置き換えるだけで、
循環と撹拌に、更に粘度計測と粘度管理と4つの機能をユーザー様は享受できます。
Viscon Japan粘度コントローラーの場合(最新特許技術搭載)
①簡単な設置(循環ポンプと置き換えるだけです)
②インキ・接着剤等の粘度を適正管理・品質管理
③色違い防止 色差防止 色調安定(印刷不良削減)・QC
④オペレーター フレンドリー (現場作業軽減)
⑤自動洗浄機能搭載 ” Turbo Wash ” ( 日本 特許第6421093号 )
⑥高精度・高耐久性を実現
エア抜き作業不要のスマート注油装置搭載 ( 日本 特許第6363571号 )
⑦簡単メンテナンス (ユーザーフレンドリー設計構造 業界初)
⑧インキ・接着剤消費量の15-20%を節約削減。(インキ節約・インキ消費量削減)
⑨優れた費用対効果・投資対効果 ROI 10か月以内
⑩安心のアフターセールスサービスを提供 (業界屈指との評判のアフターサービス)
更に業界初の Viscon Japan独自サービス V サポート を
ご希望のお客様に日本・海外で実施.
海外のお客様から付けられた愛称 ’’ 粘コン博士 ’’ 弊社開発部長板垣の
粘度コントローラーの原理に精通し、豊富な経験に裏打ちされた
好評のVサポートサービスです。
日本・海外各国に代理店を設置、そして一番大事な技術研修を’’粘コン博士”が
丁寧に実施。
最新特許技術の粘度コントローラー(機械) と
顧客目線に立ったアフターサービス(サービス)、
これらの2つは粘度コントローラーの適正オペレーションの必須条件です。
VISCON JAPAN 粘度コントローラー TURBO WASH (強力バブル洗浄) 日本語 2m32s
No Description
VISCON JAPAN 粘度コントローラー スマート注油システム 日本語 1m38s
No Description
ダイアフラムポンプの特性:
インキ粘度が高くなると → ポンプの脈動数が少なくなります
ポンプの右左への運動が遅くなる。
インキ粘度が低くなると → ポンプの脈動数が多くなります
ポンプの右左への運動が速くなる。
ここで一番大事な事は、高圧エアーで作動するダイアフラムポンプの
エアー圧力です。(常に一定に決められたエア圧力でないといけません。)
一定のエア圧力でダイアフラムポンプを作動させる条件下で、
液剤(インキ)を循環していて、
溶剤の揮発で粘度上昇 → ダイアフラムポンプが遅くなる
インキに溶剤を投入 → ダイアフラムポンプが速くなる
上記のような原理で液剤(インキ・接着剤)の粘度計測をして
増粘を検知したら、即、溶剤で希釈する。このような原理で管理する
粘度コントロールシステムです。
下記ブログ記事に粘度コントローラーの原理について、
’’ 深堀り ’’した記事を掲載しています。
👉 👉 資料5 粘度コントローラーの原理 (1)
👉 👉 資料14 粘度コントローラーの原理 (2)
👉 👉 資料15 粘度コントローラーの原理 (3)
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