資料4 : スマート注油システム ( 特許第6363571号 )
Viscon Japan ㈱ が開発した特許技術 ”エア抜き作業不要” 注油システム
注油不良が起こり”無注油”が発生すると、
’’ なぜ? 粘度コントローラーは 故障をするのか? ’’ については、
また別の記事で書きます。
その別記事の前に、粘度コントローラーの適正操作稼働のために
重要なお話を。
粘度コントローラーとは?
グラビア印刷やドライラミネーションの仕事で、インクや接着剤
という液剤(溶剤性)の粘度を印刷中やドライラミ中、
常に決められた液剤の最適粘度に維持する事である。
もし、最適粘度に維持する事が出来なかったら、
それは粘度コントローラーではない。
それは粘度コントローラーみたいな外観をした別の機械である。
それらは、粘度コントローラーと呼んではいけない。
このように書くと、私の上の発言に異議を唱える人も
多いと思う。
車を例として考えてみると、解りやすい。
車とは?
私たちが仕事や生活の中で運転する車は、必要な燃料を入れて
私たちが運転して、目的地に安全に移動できる事である。
もし、外観や内装装備は車の装備をしていて、必要な燃料を入れて、
私が運転した。しかし車が正常に動かずに、目的地まで移動できない。
もし、このような車が市場で販売されていたら、どうなるであろう?
いくら車の格好をしていても、目的地まで移動できないとなれば、
市場では販売できないであろう、間違いなく。
だから、このような物は販売もされないし、移動手段にもならないから
誰もこのような物体を車と呼ばない。
車が移動することが出来なければ、車ではない。
粘度コントローラーが最適粘度を維持すること出来なければ
粘度コントローラーでない。
車は上のように、移動できない物は市場に存在していない。
ところが、粘度コントローラーの場合は、適正粘度に維持できなくても
市場にいっぱい存在しているから、お客様も困るのである。
海外の粘度コントローラー、中国製、台湾製、韓国製、
それらの国の粘コンメーカーで作られている粘度コントローラーは、
上に書いたように、
” 外観だけ本物の粘度コントローラーの体裁を整えて、
見た目が一緒で価格は安いですよ”
というような’’粘度コントローラーもどき’’の機械。
こういう売り方に特化している。
実際に彼らの販売する粘度コントローラーがお客さんの
グラビア印刷工場で適正に使われるかどうかは、
彼らの関心事ではない。
彼らの関心事は、自分が作った物がお金に換われば、
それで目的達成なのである。
見た目だけ、業界トップメーカーの機械の真似だけをして、
機能や効果は彼らにとっては関係ない。
何せ彼らの販売コンセプトは、
’’業界トップの〇〇社の粘度コントローラーと一緒ですよ。
価格は、うちの方が相当安く、お得ですよ。’’
こういう機能、品質、内容無視の価格訴求のみの、
営業で言えば、一番楽な販売方法である。
彼らは顧客の信頼を勝ち得て、末永くリーピートオーダーを
もらえるビジネスをするという考えはまるでなし。
極端な話、露店で初めて会う一見さんのお客さんに、売りつければ良し。
という感覚だ。
世界には70億人以上もいるのだから。こんな感覚ではなかろうか。
兎に角、売りつければ良し。ものに問題が有っても、知らんぷり。
世界には70億以上の人がいるのだから、また、新しい人に売れば良し。
そんな考え方であろう。
お金が儲かれば良し。(自分のお金が中心)。
顧客満足という事を、顧客サイドから考えているようには
見えない。どこまで行っても自分満足が先。
前置きが相当長くなりました。
海外では本当にビジネスの質が様々です。
これと似たような別の例は以前の記事にも書きました。
以前の記事 👉 👉 またまた偽ブランド商法が中国で
海外の一般的ビジネスの問題点はここまでとして。
本題は、
” 適正粘度管理が出来なければ、粘度コントローラーではない。”
では粘度コントローラーの適正粘度管理を阻害する条件は?
まず考えられるのが、粘度コントローラーの故障原因です。
従来の粘度コントローラーの故障原因の約30%を占めていた
注油不良問題。
注油オイルが無くなって、それを補充するのを忘れた。
これであったら問題ではないのだが。(補充し忘れない対策だけでOK)
注油オイルが無くなりボトルの中が空になった。だから補充した。
これで問題ないと思っていたユーザー様が
展示会での調査によると、なんと約80%も。
約20%の人だけが、注油ポンプのエア抜き作業をしなければ
自動注油はしない。 という事実を知っていた。
👉 👉 2017年展示会 Convertech Japan 2017 お客様の声 報告書
約80%の人たちは、注油ポンプのエア抜き作業が必要という事を
知らないために、
エア抜き作業をしない ⇒ 無注油発生 ⇒ ポンプ部品摩耗 ⇒ ポンプ故障
そして粘度コントローラーの故障。
これらの事をいつも繰り返していたことになる。
知っていた20%の人たちは、知っていたが注油ポンプのエア抜き作業を
必ずしていたかは不明。
またエア抜き作業をしても、巧くできなかったという事も
あったであろう。
粘コンの30%もの故障原因となっていた、このエア抜き作業問題。
(言い換えると、ダイアフラムポンプへの自動注油阻害問題)。
これを解決しないと、真の粘度コントローラーにはならない。
ということで、この問題に真正面から取り組み、ダイアフラムポンプへの
エア抜き作業不要の自給式スマート注油システムの
開発に、粘度コントローラーの原理に精通するViscon Japan株式会社
は成功しました。
下のYouTube Viscon Japan ビデオで、注油ポンプ内のエアが
自動に抜ける様子がよく解ります。
VISCON JAPAN 粘度コントローラー スマート注油システム 日本語 1m38s
軟包装・フレキシブルパッケージング業界のグラビア印刷、フレキソ印刷、そして ドライラミネートで広く使われている粘度コントローラー。 グラビアインキ、フレキソインキ、接着剤等の使用により、 洗浄が大変、故障が多い、精度が不安定と、このような悩みにグラビア印刷や フレキソ印刷、ドライラミネートで、粘度コントローラーを使用していた お客様も今まで頭を悩まされ、粘度管理にも苦労をされていました。 そのような悩みを解決したViscon Japan㈱特許技術を搭載した Viscon Japan 粘度コントローラー ( Viscon Japan viscosity controller ) このYouTube ビデオでは、Viscon Japanが開発した特許技術 (日本・中国)エア抜き作業不要のスマート注油システムを紹介。 Viscon Japan㈱が開発した特許技術、スマート注油システムは 面倒なエア抜き作業不要!! 粘度コントローラーのダイアフラムポンプは1時間に平均約9,000回の 脈動数で稼働しています。 安定した注油さえあればダイアフラムポンプは高精度に長期間(高耐久性) 稼働します。 従来の粘度コントローラーの自動注油システムは、エア抜き作業が必要でした。 面倒なエア抜き作業はユーザー様にとって頭痛の種であったり、実行不可能で、 その結果、注油不良が発生し、粘度コントローラーの故障を招いていました。 粘度コントローラーの原理に精通した、Viscon Japan㈱開発陣の長年に渡る 製造・修理経験が、画期的な ” エア抜き作業不要の自動注油システム” を 生み出しました。そして特許にも認定されたイノベーション技術です。 これで今まで粘コンの精度不良に悩んでいたグラビア印刷・フレキソ印刷・ ドライラミネートのユーザー様も、これで安心。 ” エア抜き作業不要 ” のスマート注油システムで、粘度コントローラーの 故障を防ぐだけでなく、精度も高精度に保つことができます。 また、耐久性も飛躍的に伸びます。 特許技術である ” エア抜き作業不要の自動注油システム”で、 粘度コントローラーの高精度・高耐久性を実現し、結果として、 適正粘度管理のよる安定した色調、色違い削減、印刷不良の削減も実現。
特許も2015年に申請し、2017年に公開され、
2018年には審査も終わり、すんなりと特許認定されました。
👉 👉 Viscon開発技術が粘度コントローラーの正式特許に認定
スマート注油システムの特許証です。
このスマート注油システムで、従来の粘度コントローラーの
故障の30%を解決しました。
開発発売から既に7年も経ち、お客様からは” 価格以上の価値 ” がある
特許技術を搭載したViscon粘度コントローラーと、評価も頂いています。
下記のリンクをクリックしてください。
” エア抜き作業不要 ” スマート注油システム のPDFを別ページで開きます。
👉 👉 YouTube Viscon ビデオ スマート注油システム
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