”自社で粘度コントローラーを修理しても、巧く修理できない。”
”粘度コントローラーが故障して修理に出すと、
修理が完了するまで時間が掛かりすぎる ”
” メーカーに修理を出すと、修理費用が高額過ぎる。
何故、修理に新品の半額以上も掛かるのか? ”
”自社で粘度コントローラーを簡単に修理ができるようになれば助かるのになぁ ”
これらのコメントは、日本国内、海外の多くのお客様から聞かれたコメントです。
日本や海外の粘度コントローラーを使用されているお客様で、
自社で工務部、メンテナンス作業をする部署やグループ会社を
お持ちのお客様は多くいらっしゃいます。
修理方法について、その粘コンメーカーに聞いても、
詳しい情報はあまり得られなかった。
そのメーカーに修理の為に送って下さい。 との対応が殆ど。
使用しているお客様からすれば、
修理でメーカーに送って、修理が終わり自社の手元に
帰ってくるまで10日から2週間。
粘コンのメーカーによっては、1か月半であることも。
お客様にとって困っている事は、
① 修理でメーカーに送っている間に、替わりの粘コン
または、最低でも循環ポンプが必要。
② 循環ポンプを使用する場合は、オペレータが手管理で
溶剤を補給しなければならない。
③ その都度、メーカーに支払う修理代も高額な費用
⓸ 自社に工務部、エンジニア、またはメンテナンスを
するグループ会社があり、機械的知識・見識・技術も
十分お持ちのエンジニアの方々にとっては、
粘度コントローラーは’’アンタッチャブル’’な機械になっており、
自社でのメンテナス上、問題になっていた。
(参考)
👉 👉 日本のお客様の声を集めた展示会報告書 (Convertech Japan 2017)
Viscon Japan ㈱が創業する時に、ユーザー様が困っている事を整理分析し、
お客様の悩み・不満・不便を解決の為に創り出した多くのViscon解決策の1つが、
業界初の V サポートサービス。
既に、フィリピン、タイ、インドネシア、スリランカ、台湾、中国、日本のお客様から
大変好評を博して、感謝もされているViscon Japan㈱の独自開発サービスです。
👉 👉 資料10 業界初 Viscon Japan㈱ V サポートサービス
ブログの紙面に限りがありますので、フィリピンと日本で行われた
2つ例を紹介。
【フィリピン】 S 社
私が前職勤務時代に前職の会社の粘度コントローラーを合計30台位納入。
確か記憶によれば、2008年から2010年位に納めたような記憶が。
2015年に私がViscon Japan㈱創業後、
2016年6月に Viscon Japan㈱特許搭載粘度コントローラーを10台購入。
2016年10月に、S社の社長から相談が私に直接電話で来る
’’以前に購入した30台の粘度コントローラー(前職時代)の調子が悪い。
自社のエンジニア2人に修理調整をさせているけど、巧くいかない。
どうしたらいいいだろうか?’’
’’私は前職時代にこの会社に販売した30台の粘度コントローラーの、
具体的な現在の症状等を全て聞き出し、解決法を導き出した。
解決法は Viscon Japan㈱の V サポートサービスを受ける事。
理由は、ポンプの分解、部品交換、適正な組み立て方指導、
注油ポンプの修理(非常に技術が要るし、必要知識の教育も必要)
ポンプ排気エアーの近接スイッチ部の調整(これの調整が悪かった
場合に表示数字の精度に影響。部品が劣化している場合は修理も
必要)。電磁弁のチェック 及び部品交換。
他にホースや継手類の状態を見て必要であれば交換。
これだけの事をしないと、精度も良い粘度コントローラーには戻らない。
上記に個別で列記したことを全てそれぞれチェック、修理、調整を行い
全体的な調整も必要になる。
フィリピンのS社の社長には、上記を説明して、
’’ 上海のVisconの工場で、Vサポートサービスを実施して、
私が前職時代に納入した粘コン30台の修理方法を説明、トレーニング。
そして、Viscon粘度コントローラーも2016年のその年に10台購入して
いただいているので、 Viscon粘度コントローラーのメンテナンス方法も
説明トレーニングします。
但し、実行するカリキュラムから考えると、ネット2日間は必要。
だから、フィリピンから上海へ移動日 1日
V サポートサービス 2日
上海からフィリピンに移動 1日 の計 4日の予定を
組んでください。”
フィリピンS社の社長の返事は、
’’ OK, No Problems. エンジニア2人と社長の私の計3人で12月に
行くから、宜しく。’’ と 即座に快諾。
12月のVサポートサービスも充実したカリキュラムで終了。
弊社の ’’ 粘コン博士 ’’ による 説明、修理実演、調整方法、組立方法、
粘コンの精度チェック確認方法等、数多くのカリキュラムを十分に身に付けた
フィリピンのエンジニア2人。 フィリピンに帰国して、30台の修理を無事実行
出来る事を祈るばかりでした。
翌2017年の夏、私がフィリピンに出張時、S社に訪問。
訪問を歓迎され、S社社長から即座に 前年12月のVサポートサービスの実施に
謝意。
そして、私に S社の2つの工場にある
私が前職時代に納めた粘コン 30台
2016年に納めたViscon粘度コントローラー 10台
今から車を用意するから見て欲しい。
私は快諾して2つの工場へ。
工場の中に入った途端、私はビックリ!!
私が予想すらしていない事が起こっていた!!
下の写真に,その答えが。
なんと、 Viscon特許技術の強力バブル洗浄方法のTURBO WASH が
搭載されているViscon粘度コントローラー(スタンドに載っている)が、
他社(私の前職時に私が販売)粘度コントローラー(スタンド無し)と交互に
印刷機に配置されていた。
例えば、 グラビア印刷機8色機の場合、ユニット1から順に粘コンを、
Line 1 : Viscon+他社 +Viscon +他社 +Viscon +他社 +Viscon+他社
Line 2 : 他社+Viscon+他社+他社+Viscon+他社+他社+Viscon
上の写真2枚からも解るように、このように配置すれば、Viscon特許技術の
強力エアバブル洗浄 TURBO WASHを、それらの特許技術がない既に購入した
古い粘コンにも使用できる。
2つの工場視察も終わり、故障していた30台の古い粘コンも、Vサポートの
技術研修の成果もあり、この会社の2人のエンジニアの真面目な修理を
是非褒めておいて下さいと社長に頼んだとともに、私から一言 S社の社長に。
’’ 凄い事をしていますね。 Viscon特許技術のTURBO WASH機能を、
あのように配置する事によって、従来の粘コンにもTURBO WASHの
強力な洗浄能力を生かすことが出来て、結果として、従来の粘コンの
故障防いでいる。非常に賢明なやり方ですね’’ と私がS社の社長に言うと、
S社の社長は、
’’ 兎に角、Viscon粘度コントローラーのTURBO WASHのバブル洗浄は
凄い。Mr. Matsuokaが説明するように、洗浄不足は粘度コントローラーの
故障の50%占めるのは、長年の経験で解っている。
だから、洗浄能力の非常に高いTURBO WASHを、他社の洗浄能力の無い
粘度コントローラーに使うのは、当たり前だよ。’’
その通りだ。Viscon特許技術のTURBO WASHの高い洗浄能力を知っている
私が、むしろ気が付いてお客様にご提案する事だと、少し反省。
その年の年末に、このフィリピンのS社の社長から私に電話が。
’’Mr. Matsuoka、 本当に有難う。毎年、年末に来年用のスペアーパーツを
発注するのだが、 Viscon粘度コントローラーの強力バブル洗浄
TURBO WASHのお陰で、使用している循環ポンプの故障も減り、
循環ポンプ用のスペアーパーツの発注量も半分くらいに減った。’’
なんと、Viscon特許技術のTURBO WASH を、洗浄機能が無い
他社粘コンだけでなく、循環ポンプの洗浄にまで使っていたのだ。
恐るべし!!
お蔭で、今まで弊社内で行った3種類の洗浄方法の洗浄能力試験も行い、
粘度コントローラーメーカーとして、客観的データも保有していたが、
お客様による、プラクティカルな実証実験が出来て、こちらこそ
実証実験をしていただいて、結果報告も頂き、S社の社長に有難うです。
その翌年に新規グラビア印刷機の増設に伴い、Viscon粘度コントローラーを
新たに10台購入していただいた。
これらは、データ通信機能付き粘度コントローラー iCom を購入され、
データの集中管理、一覧化、QC管理のトレーサビィティ用のデータ管理が
出来る粘度コントローラー。
下の写真。 (これには流石に、間に他社粘コンを使用していない。当たり前だが。)
データ通信機能付き粘度コントローラー iCom の電気室背面から
データ通信のためのケーブルが出て、
全データ通信機能付き粘度コントローラー iComと繋がっています。
関連記事
👉👉 データ通信機能付き粘度コントローラー iCom カタログ(日本語版)1
👉👉 データ通信機能付き粘度コントローラー iCom カタログ(日本語版)2
【日本】 T社
既に日本で4社(2020年1月現在)に実施したViscon Japan㈱の
業界初のサポートサービス Vサポート。
日本で知らない人は居ないと言われる大手企業T社。
多数のViscon粘度コントローラーを納入して4年。
弊社Viscon Japan㈱の Vサポートサービスを知り、
事前の打ち合わせも3か月前から行い、2020年1月下旬にT社工場で実施。
当日開催されたVサポートには、同じグループ内のメンテナンスを担当する
会社からも担当者が参加。
参加された皆さんも、今までこれだけの詳しい説明や、
粘度コントローラーの原理、精度、について基礎情報。
そして、従来の粘度コントローラーは、
何故、精度が悪くなりやすいのか? その原因は?
何故、故障が頻繁に起こりやすいかのか? その原因は?
粘度コントローラーの原理に精通し、長年に渡る製造修理経験
をもつ愛称 ” 粘コン博士 ”とお客様から呼ばれている
Viscon Japan㈱開発部長 板垣が、時間をかけて丁寧に
説明。 また、 実際の粘度コントローラーのポンプや
部品も機械から取り外し、現物を通して説明を行なった。
メンテナンスを担当されているグループの会社の人も、
Vサポート開始時には、今まで従来の粘度コントローラーの
修理に相当悩まされた経験から、従来の粘度コントローラーとは
全く違うViscon粘度コントローラーにも、今までの数多くの経験から
否定的な見方をされていました。
今までの経験から、数多くの改良点を生み出して出来た
Viscon粘度コントローラー。
同じ苦労も嫌と言うほど経験してきた ’’ 粘コン博士 ’’Viscon Japan㈱
開発部長板垣と,全く同じ経験を味わってきたこのメンテナンスを
担当してきた人が、板垣の説明が解らない訳がありません。
Viscon Japanの2つの特許技術と、業界初となるViscon Japan㈱
独自開発デザインには、他の誰よりも理解と納得を示されました。
流石、現場で実際に苦労された経験がある人には、
Viscon Japan㈱が開発した2つの特許技術と 業界初の
ユーザーフレンドリー構造デザインの 意味 も 価値 も
直ぐに理解されました。
① 強力バブル洗浄方法 TURBO WASH (特許第6421093号)
② エア抜き作業不要 スマート注油システム (特許第6363571号)
③ ユーザーフレンドリー構造デザイン (業界初)
VISCON JAPAN 粘度コントローラー ユーザーフレンドリー構造 日本語 1m48s
No Description
V サポートサービスを実施した後、T社のご担当者から、
Viscon Japan㈱が独自に新しいサービスを推し進めている
企業姿勢に対して、過分のお褒めもいただきました。
我々Viscon Japan㈱としましては、Viscon Japan㈱が努力して
掘り下げてきたことが、お客様のお役に立てて幸いです。
自社で使用の粘度コントローラーについてのご質問(精度、故障、修理)、
DX化、集中コントロール化についてのご質問、
このブログの記事についてのご質問、
現在ご使用中の粘度コントローラーについてお困りの事、等々
その他、今後導入していきたい自社に適合した粘度管理システム等、
お気軽に下記の お問合せ/コンタクト からお問合せください。
(他社製粘度コントローラーをご使用中のお客様からのお問合せも大歓迎!!)
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