展示会 2018年( 1 ) バングラデシュ へ故障しないViscon粘度コントローラー

展示会
Worldlyさん社長夫婦が長年かけて築き上げたバングラデシュでの70%のマーケットシェア。 引き継いだ息子さん夫婦にも確実に受け継がれている真面目で誠実な顧客サービス。 バングラデシュの殆どのお客様が必ず来場したWorldlyブース。お蔭でViscon Japanも非常に効率的で有効な営業が出来ました。 偏にWorldlyさんに感謝する次第です。 謝謝

23 バングラデシュ展示会  IPF Plastic, Printing & Packaging 2018 に出展 
     台湾  Worldly Industrial Co.,Ltd.様のブースで出展しました
           開催期間 : 1月31日~ 2月 3日  2018
                    場       所:  バングラデシュ   ICCB
                    ブ ー  ス :  Worldly Industrial Co.,Ltd.様ブース

 

 

バングラデシュ、昔は東パキスタンと言われた国。
私も初めて行く国であったので、ちょっと調べてみたら、
  人口は 約1億6千万人 で 世界第7位。
  人口密度は 世界一。
  首都は今回、展示会が開催されるダッカ。
  宗教は国民の約90%がイスラム教、ヒンドゥー教が約9.2%。
  仏教徒が、ここの国も殆どいない。
  釈迦によりインドから起こった仏教が、インド、中国、韓国を
  通じて日本に伝来した。
  また、東南アジアにも仏教が伝来しているのに、
  お隣の国が仏教発祥の国インドであるバングラデシュはイスラム教徒国。
  仏教発祥の地インドも、ヒンドゥー教が約8割で、仏教徒は僅か0.8%しかいない
  らしいから、そう驚く事でもないのかなぁ。

  仏教国日本から見れば、仏教発祥の国やその周辺で仏教徒は、
  殆どいないとは、日本人の殆どの人は想像すらできないと思う。

さて、私は初めて訪問する、このバングラデシュ。
今回も有難い事に、バングラデシュ展示会のご協力をしていただいた
台湾の有力グラビア印刷機メーカーのWordly Industrial Co.,Ltd. 様に
とっては、非常に馴染みも深い国であるとの事。

なんと、バングラデシュのグラビア印刷機・ドライラミネーターの市場の
約70%近くのお客様は、台湾の有力メーカー Worldly Industrial の
グラビア印刷機やドライラミネーターを使用しているとの事。

 👉👉 Worldly Industrial Co.,Ltd. のホームページへ

一緒にバングラデシュ展示会に来ていた、Worldly さんの 社長の息子さん夫婦に
70%という凄まじく高いシェアを獲得できた理由を聞くと、
息子さん夫婦は、’’社長と社長の奥さん(彼の父母)が、誰も販売しない時代から
バングラデシュに来て、一生懸命頑張って来た結果です。”  と私に返答。

今、一緒に来ているこの息子さん夫婦も、中国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、
フィリピン、ドイツ、ドバイ、ブルガリアと世界を忙しく回っている。
このバングラデシュの展示会の後のインドやパキスタンの展示会にも
参加して、非常に仕事を精力的にしている。

派手さを嫌い、堅実に技術を追求する社長のお父さんの経営教育が
息子さん夫婦に巧くなされている印象を受ける。

          下の写真の左右がWorldly 社長の息子さん夫婦

実は私も同じように、 バングラデシュ、タイ、インド、シンガポール、日本 
そしてパキスタンと、1月末から3月にかけては3つの展示会と、他に3か国訪問と、
相当の強行軍のスケジュール。

70%のマーケットシェアを持つ Wordly Industrialさんのブースに、
既に海外のお客様から ”故障しない粘度コントローラー”と
評価を受けているViscon粘度コントローラーを展示するのだから、
私としても感謝するとともに、中国で行う展示会 Chinaplasと
同じくらいの多忙さであった。

長年の苦労と努力でWorldlyさんが築き上げたバングラデシュの
お客さんとの信頼関係がある上で、 日本人の私が説明する
Viscon Japan ㈱ 粘度コントローラー の最新特許技術、

  ① 強力バブル洗浄方法のTURBO WASH
  ② エア抜き作業不要のスマート注油システム

これら粘コン用の日本の最新特許技術の説明にも、大きな関心を皆さんから
寄せられました。

バングラデシュの大多数のユーザーさんも、
’’Worldly Industrial のブースで会おう’’ と同じ業界との
人との待ち合わせ場所にもなってるくらい認められたメーカー
Worldly Industrial Co.,Ltd. さんのブース でした。 

 

バングラデシュのマーケットシェア70%を持つ Worldly Industrial.社。 いつもお客様でいっぱいのブースでした。印刷機・ドライラミ他の機械の話が終わると、自動的にViscon Japan㈱の粘度コントローラーの話になるシステムが、Worldlyさんのご協力で出来上がりました。

バングラデシュで、ここまでのハイシェア 70%を確立するまでの社長夫婦の苦労・努力が想像できます。 そして確実に息子さん夫婦にそれらが継承されています。 凄いですね。  写真左の女性が息子さんのお嫁さん。 英語も非常に上手く、色々と気の付く才女です。

Worldlyの社長さんの息子さん夫婦。 それぞれお客さんの対応をしている風景。 やはり第2世代夫婦も、第1世代同様、お嫁さんがお客さんとの価格交渉や経理方面をしっかりマネージして会社を運営しています。凄いですね。

Worldly さん社長夫婦と息子さん夫婦が, バングラデシュで長年に渡り築き上げたバングラデシュのお客様との信頼関係に `’ 甘えて ’’ 粘度コントローラーの営業をする Viscon Japan ㈱ 松岡社長。信頼関係が出来上がっている所で、Viscon Japan㈱の最新特許技術の説明です。TURBO WASH と スマート注油システム。 バングラデシュのお客様に 刺さらない訳がありません。

バングラデシュの印刷会社の 社長さん役員さんたちの ’’ 業界の寄合の場 ’’みたいに、いつも盛況なブースでした。

本当に凄いですね。 発展途上国であるバングラデシュのお客様に対して、遥か以前から社長夫婦は真面目に、誠実にお客様に仕事をしてきたのでしょうね。  勉強になります。

私が知らなかっただけで、私の前職勤務時代に前職の会社の機械をたくさんWorldlyさんに買っていただきましたが、 当然、ここバングラデシュにも販売されていました。 10年から15年前の機械もありますから、故障しているのも相当ありました。それらの相談もありましたので、私は建設的なアドバイスで応対。 日本人の私の親切なアドバイスに喜んでおられました。

以前購入した私の前職時代の粘度コントローラーは調子が悪く、今は上手く使えていない。 このような悩み、相談もありました。 この手の相談は慣れている私なので、今後の改善策の方向を示して、相手の無理のないペースで進めていく提案にお客様から感謝されました。

バングラデシュのユーザーさん仲間では、 ’’Worldlyのブースへ行けば、色々な人に会える’’ というような合言葉でもあるのでしょうか?  いつも多くのお客様の来場があったブースでした。 お蔭で私も” 故障しない粘度コントローラー’’とお客様からの評判のViscon粘度コントローラーの、 非常に効率的な良い営業もできました。 偏に Worldly さんの お蔭です。有難うございます。 謝謝

Worldlyさんが長年かかって築き上げた信用・信頼関係の上で、更に日本人の私が説明するViscon Japan㈱の最新特許技術。 故障しない粘度コントローラーと各国のお客様に呼ばれているViscon Japan㈱の粘度コントローラーの理由も素直に理解されました。これは私の力と言うよりも、今までの日本人の先輩諸氏が築き上げた ”日本人に対する信用”によるものだと思いました。

 今まで日本人の先輩諸氏が海外で築き上げた信用と信頼。
 今から35年前、私が商社勤務時代に初めてヨーロッパのオランダに
 海外赴任,海外駐在して以来、私はいつも日本人の先輩諸氏が築き上げてくれた
 ’’日本人への信用・信頼’’に感謝しています。
 それでどれだけ私は海外の仕事や生活の上で、’’信用と信頼’’を
 されて助かった事か。

 私にできる事は、それらの’’信用と信頼’’を落とさない事。
 続く次の世代の日本人に確実に繋げることであると、
 いつも自分に言い聞かせています。

 バングラデシュの街を走る車も、圧倒的に日本車が多かったです。
 日本品質で製造された製品と、日本人への信頼の証です。

 これらも私たち日本人の先輩諸氏が長い時間をかけて
 築き上げてくれた日本人への信頼・信用を、ここバングラデシュの
 街を走る日本車が教えてくれています。

 ここ20年以上(私の目から見れば平成の約30年間)、
 世界経済から見たら低落、低空飛行の日本経済。
 1990年頃は、世界の企業番付100社に、確か日本企業が40社位が
 ランクイン。 
 現在は100社に日本企業は、確か4社か5社とか。
 この事実が日本経済の低落ぶりをよく物語っている。

 Japan as No.1 という本も出版されて世界から日本経済の力強さが
 注目されていた時代。(所謂、バブル経済でもあったが)

 日本品質によるモノ作りが、世界を席巻して Made in Japan 日本製が
 一種のブランドに。

 ところが日本経済が低迷を始め、失われた10年と言われ始めた
 確か2000年代頃になって、既に日本の嘗ての勢いを全然失いつつあった
 日本製造業であったが、 急に

   ’’ モノ作り  日本 ” 
 というキャッチコピーが、マスコミにしきりに喧伝されるようになった。

 この現象を、ある日本人の著名な経済アナリストは見事に喝破されていた。
 1985年以降の急激な円高進行により、日本の製造業が海外へ
 工場を大幅に移転を進め、日本国内は所謂、産業の空洞化が
 進行していた。
 これら大きな世界経済の環境変化により、多くの産業の製造業も
 海外移転や国内廃業等、大きな変化を迫られた。

 上記の著名な経済アナリスト曰く、
 ’’ 実際には モノ作りの実力が以前程の強さも無くなり、
  それに代わる強いものも確立できていないから、
  昔の強い時代のキャッチコピーを言いたがる。

  ”モノ作り 日本’’と、しきりに言い始めた2000年代は、
  実は、
    ’’既に モノ作りの実力が今はありません”
  と言っているものです。

  もっとストレートに言うと、 
  ’’モノ作り 日本’’ としか表現できないのは、
  個々の、個別のそれぞれのモノ作りの実績を示す成果・根拠が  
  ない事を表現している。

  これでは過去の日本の先輩諸氏が長い間かけて築き上げた
  日本のモノ作りへの信頼・信用を貶める事でもあると思う。

  近年、これと同じような間違った運用が、 ’’日本製’’ という言葉に
  見られる。

  ’’日本製’’ という言葉に込められている意味は、
   優れた品質、お客様目線からのモノ作り、
   ニーズを満たした弛まぬ先進機能開発、
   嘘のないモノ作り etc
  このような内容を必ず含んでいるから、世界からも称賛も
  尊敬もされているのである、日本品質で製造する日本メーカーは。
  これらも日本の先輩諸氏が戦後の貧しい時代から、必死の努力をして
  築き上げてくれた財産である。

姫路城

 

  単に日本と言う場所で製造している 日本製、
  これは貿易における通関上の、原産地証明の定義である。

  2000年位から、’’モノ作り 日本’’ と言い始めて、
  モノ作りの実力が無い事を、逆に世間に宣伝したと同じように、
  個々の技術革新、イノーベーションや優秀な品質を表に出すことが出来ず、
  単に通関上の原産地証明用の定義の ’’日本製’’ という看板だけを
  表に出しているだけ。内容が全く伴わない。

  唯一、製造された場所だけが日本であるという外側の看板だけに
  頼った製造者の”日本製” という宣伝。
  これでは本来の’’日本製’’を期待する世界のお客様を失望させるだけです。

  このように内容で勝負できない’’日本製’’では、
  今まで優秀な機能品質の同義語として’’日本製’’を
  確立する為に戦後から長い間を掛けて努力してきた日本人の先輩諸氏
  失礼だと思う。

  ’’日本製” に込めれている真の意味は、
    日本品質基準で、お客様目線で、
    新しい技術・機能の開発
    嘘のない製品づくり

  日本と言う住所で製造されたという意味は、あまり意味が無い。

  何故なら、今まで長い時間をかけて、’’日本製’’の素晴らしい定義を
  作り上げてくれた日本人の殆どの先輩諸氏は既に引退されたが、
  それらの会社は、先輩諸氏が退職後もそれらの会社に脈々と受け継がれ
  飽くなき日本品質の向上に邁進している世界的企業です。

  それらの会社で日本品質で製造される製品は、
  製造場所は日本のみならず、世界の色々な国々で製造されて、
  世界の人に日本ブランドとして
  愛されて使用されているからです。
  (むしろグローバル経済化の現代で、日本だけで製造されている
   企業を探す方が難しい)
  

  ’’日本製”と言う場合の真の意味・キーワードは、 
  日本品質による製造です。

  厳しく言えば、日本品質による製造でなければ、
  ’’日本製’’を語る資格が無いのかもしれません。
  必ずしも製造場所は重要ではありません。

  ブランドや信用・信頼の 
   建設は死闘、破壊は一瞬
  です。

  いつも肝に銘じている言葉です。  

【後日加筆】
バングラデシュ展示会から約1か月半後、今度はパキスタンの展示会に
Worldly Industrial さんのブースで展示。
パキスタンでも、上記のような日本人先輩諸氏の築き上げた
日本人への信用・信頼のお陰で、パキスタン国営放送局から
Viscon Japan㈱松岡社長が、テレビニュースのインタビューを受けました。

👉👉 Viscon Japan㈱松岡社長、パキスタンテレビ局からインタビュー模様

 

 

 

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