” 故障しない粘度コントローラー” とお客様から呼ばれている、
Viscon Japan株式会社が2015年に発売開始した粘度コントローラーの
カタログの英語版と中国語版を紹介するページです。
👉 👉 Viscon Japan㈱ 粘度コントローラー カタログ 英語版
👉 👉 Viscon Japan㈱ 粘度コントローラー カタログ 中国語版
日本では1990年代に粘度コントローラーもグラビア印刷会社様を
中心にこの軟包装コンバーティング業界に一般普及したと聞く。
私が2003年から前職の会社で粘度コントローラーを海外に
販売し始めた頃の日本では、
” グラビア印刷の色違いを無くすには、粘コンが必要。”
という業界的理解も一般的であった。
故に、
’’ 粘度コントローラーとは、一体どういう機械?’’
” 粘度コントローラーが何故?グラビア印刷に必要なの?”
という疑問や質問は、日本では既にお客様から出てくる質問ではなかった。
正式な業界での統計は無いが、2000年位までには、グラビア印刷業界の
約90%近くのお客様は粘度コントローラーを使用していると言われていた。
2000年頃にはそのように粘度コントローラーも、ほぼ完全普及した
”粘コン先進国”になっていた日本だ。
だが、1990年代から2000年位までの間は、弊社の開発部長、
愛称 ” 粘コン博士 ’’ によれば、 (彼も1990年代の終わり頃に
私と同じ前職の会社で粘度コントローラーの製造部で職務を開始。)
1 日本のお客様も粘度コントローラーの使用には慣れておらず、
特に粘コンの洗浄を今ほどは習慣化も、徹底もされてなかった。
洗浄不足(または洗浄忘れ)で、本当に多くのお客様が
修理の為に粘コンメーカーに粘コンを返送してきた 。
2 粘コンを使う前に使用していた循環ポンプと、粘度コントローラーを
同じように考えて、
循環ポンプ使用時に、洗浄不足よって発生するポンプの
吐出量が減少した時に行っていた処理策、
即ち、ポンプへの供給エア圧力を上げてしまう操作。
これを粘度コントローラーにもしていた。
以上の2点の事が、粘度コントローラーの適正操作を大きく阻んでいた。
故に、粘度コントローラーが普及の道を急速に歩んで行く間に、
前職の会社は、お客様に、下のような努力をしたとの事です。
(地道で大変な仕事を前職の会社は当時展開したと、私は思います。)
上の1の問題の解決策 :兎に角、粘度コントローラーを洗浄しましょう
上の2の問題の解決策 : 粘度コントローラーは、決められたエア圧力で
操作する事が大前提で、粘度検知を出来るよう
になっています。
エア圧力を、決められた圧力から変更した時点で、
最早、粘度コントローラーではありません。
上の1と2の事をお客様に周知徹底する事が、粘度コントローラーの普及と
同時にお客様になされた事でした。
(上の1,2の問題に共通しているのは、共に根本問題は洗浄不足です。
念のため)。
私が2003年に前職の会社で、粘度コントローラーを海外に販売し始めた時は、
既に日本は上のような問題発生、粘コンの適正操作のための説明、そして徹底が
行われた後の、既に普及期より1ランク上がった状態だったんですね。
見方を変えれば、日本にもそんな時代があったんだなぁ。
と、私は率直にそう思った。
日本のお客様も、初めから粘度コントローラーを適正に操作できたんでは
なかったんだぁ。
ただ、海外との違いは、粘コンの故障とか不具合を経験したら、
そこから学び、また、粘度コントローラーメーカーからのアドバイスにも
素直に耳を傾ける真面目さを日本の人たちは持っています。だから
すんなりと1ランク、2ランク上へ(いや、日本のお客様の中の考え方は、
永遠に品質を上のレベルに持っていこうという基本的姿勢がある。)
自分たちの仕事を上げていけるんだなぁ。と私は思ったものだった。
2003年から前職の会社で粘コンを海外に販売開始し、日本で言えば
粘度コントローラーが市場に出始める前の 1985年頃の日本の状態が
2003年当時の海外の状況と同じ。
お客様に、
いきなり、1ランクや2ランク上の状態の、日本の粘度コントローラーの
使用状況を押し付けても、あまりにも無理があると感じた、当時でした。
だから海外の代理店の社長から私は’’あだ名’’を付けられたように、
( 私に付けられた ’’あだ名’’ は 粘度コントローラーの伝道師
この件についての関連記事は下記のブログ記事に書いてあります。)
👉 👉 Viscon Japan ブログ (日本語版)開始
そして、海外での私の粘度コントローラーの ” 伝道活動 ” も、12年間の
時間も重ね、Viscon Japan株式会社がお客様の次の上層階へのステップアップに
貢献するために、”故障しない粘度コントローラー” と,
お客様からも呼ばれている Viscon Japan㈱
粘度コントローラーを2015年から上市。
ですから、カタログも非常に特徴的に編集しました。
即ち、粘度コントローラーは何なのか?
どうして粘度コントローラーは必要か?
という項目は、既に2003年から ’’伝道活動’’を実行してきました。
また、もし海外のお客様で、もし、そのような質問があっても
全然問題ありません。
それは、Viscon Japan株式会社の海外現地代理店が、現地の言葉で
彼らが十分に解りやすく説明をしてくれます。
では、Viscon Japanのこのカタログでは、何を’’伝道’’しようとしているのか?
これは2017年の日本での展示会 Convertech Japan 2017 で、
出展したViscon Japan株式会社が190社にも及ぶお客様からいただいた声を
まとめた報告書にも明らかなように、
日本のお客様も、
故障が多くて困る、メンテナンスが大変、修理代も高額、
洗浄に困っている、精度が悪くなって困る etc.
この展示会Convertech Japan2017 の報告書は、下記をクリック。
👉👉 Convertech Japan 2017 お客様の声 報告書
このViscon カタログで、
特に強調して編集したのは、お客様の ” より高度な適正粘度管理 ” の為に、
1. 従来の粘度コントローラーの故障原因の徹底究明。
2. 従来の粘度コントローラーの3つの大きな故障原因を解明。
3. 3つの故障原因の解決策の提示
これで日本のみならず海外のお客様も、今までの粘度コントローラーで
悩んでいた点、不便に思っていた、困っていた点を解決できる道を
Viscon Japan株式会社が道を開きました。
( 参考ブログ記事 )
👉 👉 従来の粘度コントローラーに対するお客様の不満・悩み・不便
自社で使用の粘度コントローラーについてのご質問(精度、故障、修理)、
DX化、集中コントロール化についてのご質問、
このブログの記事についてのご質問、
現在ご使用中の粘度コントローラーについてお困りの事、等々
その他、今後導入していきたい自社に適合した粘度管理システム等、
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(他社製粘度コントローラーをご使用中のお客様からのお問合せも大歓迎!!)
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