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粘度コントローラー カタログ (英語版と中国語版)

カタログ
2006年11月中国の印刷会社にて。前職の会社で中国のお客様に粘度コントローラーの説明。中国の代理店のエンジニア(写真:右の青年)に教育をして、3年位教育後は、代理店のエンジニアが現地のお客様に中国語で説明。 私は説明を見守るのと、説明不足事項の補足。

 

 

” 故障しない粘度コントローラー” とお客様から呼ばれている、
Viscon Japan株式会社が2015年に発売開始した粘度コントローラーの
カタログの英語版と中国語版を紹介するページです。

 
 👉 👉  Viscon Japan㈱ 粘度コントローラー カタログ 英語版

 👉 👉  Viscon Japan㈱ 粘度コントローラー カタログ 中国語版

日本では1990年代に粘度コントローラーもグラビア印刷会社様を
中心にこの軟包装コンバーティング業界に一般普及したと聞く。

私が2003年から前職の会社で粘度コントローラーを海外に
販売し始めた頃の日本では、

 ” グラビア印刷の色違いを無くすには、粘コンが必要。”
という業界的理解も一般的であった。

故に、
 ’’ 粘度コントローラーとは、一体どういう機械?’’
 ”   粘度コントローラーが何故?グラビア印刷に必要なの?”
という疑問や質問は、日本では既にお客様から出てくる質問ではなかった。
正式な業界での統計は無いが、2000年位までには、グラビア印刷業界の
約90%近くのお客様は粘度コントローラーを使用していると言われていた。

2000年頃にはそのように粘度コントローラーも、ほぼ完全普及した
”粘コン先進国”になっていた日本だ。

だが、1990年代から2000年位までの間は、弊社の開発部長、
愛称 ” 粘コン博士 ’’ によれば、 (彼も1990年代の終わり頃に
私と同じ前職の会社で粘度コントローラーの製造部で職務を開始。)

  日本のお客様も粘度コントローラーの使用には慣れておらず、
   特に粘コンの洗浄を今ほどは習慣化も、徹底もされてなかった。
   洗浄不足(または洗浄忘れ)で、本当に多くのお客様が
   修理の為に粘コンメーカーに粘コンを返送してきた 。

  粘コンを使う前に使用していた循環ポンプと、粘度コントローラーを
   同じように考えて、

    循環ポンプ使用時に、洗浄不足よって発生するポンプの
    吐出量が減少した時に行っていた処理策、
    即ち、ポンプへの供給エア圧力を上げてしまう操作。

    これを粘度コントローラーにもしていた。

 以上の2点の事が、粘度コントローラーの適正操作を大きく阻んでいた。

故に、粘度コントローラーが普及の道を急速に歩んで行く間に、
前職の会社は、お客様に、下のような努力をしたとの事です。
(地道で大変な仕事を前職の会社は当時展開したと、私は思います。)

 上の1の問題の解決策 :兎に角、粘度コントローラーを洗浄しましょう

 上の2の問題の解決策 : 粘度コントローラーは、決められたエア圧力で
             操作する事が大前提で、粘度検知を出来るよう
             になっています。
             エア圧力を、決められた圧力から変更した時点で、
             最早、粘度コントローラーではありません。  

洗浄不足の典型例。(粘度コントローラー吸入ストレーナー、インクを吸うところです。)この状態では、インクの吐出量も減少するし、粘度コントローラーの粘度精度も非常に悪くなる。

上の1と2の事をお客様に周知徹底する事が、粘度コントローラーの普及と
同時にお客様になされた事でした。

(上の1,2の問題に共通しているのは、共に根本問題は洗浄不足です。
 念のため)。

 私が2003年に前職の会社で、粘度コントローラーを海外に販売し始めた時は、
 既に日本は上のような問題発生、粘コンの適正操作のための説明、そして徹底が
 行われた後の、既に普及期より1ランク上がった状態だったんですね。

 見方を変えれば、日本にもそんな時代があったんだなぁ。
 と、私は率直にそう思った。
 日本のお客様も、初めから粘度コントローラーを適正に操作できたんでは
 なかったんだぁ。

 ただ、海外との違いは、粘コンの故障とか不具合を経験したら、
 そこから学び、また、粘度コントローラーメーカーからのアドバイスにも
 素直に耳を傾ける真面目さを日本の人たちは持っています。だから
 すんなりと1ランク、2ランク上へ(いや、日本のお客様の中の考え方は、
 永遠に品質を上のレベルに持っていこうという基本的姿勢がある。)
 自分たちの仕事を上げていけるんだなぁ。と私は思ったものだった。

 2003年から前職の会社で粘コンを海外に販売開始し、日本で言えば
 粘度コントローラーが市場に出始める前の 1985年頃の日本の状態が
 2003年当時の海外の状況と同じ。

 お客様に、
  いきなり、1ランクや2ランク上の状態の、日本の粘度コントローラーの
  使用状況を押し付けても、あまりにも無理があると感じた、当時でした。

 だから海外の代理店の社長から私は’’あだ名’’を付けられたように、
 ( 私に付けられた ’’あだ名’’ は 粘度コントローラーの伝道師 
   この件についての関連記事は下記のブログ記事に書いてあります。)
                           
   👉 👉   Viscon Japan ブログ (日本語版)開始

2009年 タイのホテルで開催されたセミナー。粘度コントローラーの説明。写真左が現Viscon Japan株式会社 松岡社長、右がタイの代理店社長、Mr. Michael Tsoi.

 

そして、海外での私の粘度コントローラーの ” 伝道活動 ” も、12年間の
時間も重ね、Viscon Japan株式会社がお客様の次の上層階へのステップアップに
貢献するために、”故障しない粘度コントローラー” と,
お客様からも呼ばれている Viscon Japan㈱
粘度コントローラーを2015年から上市。

ですから、カタログも非常に特徴的に編集しました。
即ち、粘度コントローラーは何なのか?
   どうして粘度コントローラーは必要か?
という項目は、既に2003年から ’’伝道活動’’を実行してきました。
また、もし海外のお客様で、もし、そのような質問があっても
全然問題ありません。

それは、Viscon Japan株式会社の海外現地代理店が、現地の言葉で
彼らが十分に解りやすく説明をしてくれます。

では、Viscon Japanのこのカタログでは、何を’’伝道’’しようとしているのか?

これは2017年の日本での展示会 Convertech Japan 2017 で、
出展したViscon Japan株式会社が190社にも及ぶお客様からいただいた声を
まとめた報告書にも明らかなように、

 日本のお客様も、
   故障が多くて困る、メンテナンスが大変、修理代も高額、
   洗浄に困っている、精度が悪くなって困る etc.

   この展示会Convertech Japan2017 の報告書は、下記をクリック。

  👉👉 Convertech Japan 2017  お客様の声 報告書
        

このViscon カタログで、
特に強調して編集したのは、お客様の ” より高度な適正粘度管理 ” の為に、
   1. 従来の粘度コントローラーの故障原因の徹底究明。
   2. 従来の粘度コントローラーの3つの大きな故障原因を解明。
   3. 3つの故障原因の解決策の提示

これで日本のみならず海外のお客様も、今までの粘度コントローラーで
悩んでいた点、不便に思っていた、困っていた点を解決できる道を
Viscon Japan株式会社が道を開きました。

 ( 参考ブログ記事 )
    👉 👉 従来の粘度コントローラーに対するお客様の不満・悩み・不便

 

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